クリスマスローズ 2016
クリスマスローズ 2016
今年もクリスマスローズがたくさん咲きました。
クリスマスローズは2月から4月までの夕菅の庭の主役です。
退院後まず目に入ったのはプロペラの下の「スノーホワイト」。
オリエンタリスとニゲルとの交配種です(3月1日撮影)。

ここは日向の庭ですが、クリスマスローズもよく育ちます。
3月28日、周りにラッパスイセンが咲き誇り、スノーホワイト(中央)は帯緑色に変身。

最初にクリスマスローズを植えた前庭は午前中やや日陰。
白・ピンク・紫紅色の花が咲き乱れています。
秋にビオラや一重のストックなど、クリスマスローズの色に近い花を手前に植えると11月から5月まで保てます。

南の庭ではセアノサス・コバノズイナ・ノリウツギなどの株元に植えてあります。
かなり直射日光が当たりますが生育良好です。

8年前にセアノサスの根元に植えた赤い八重の株は大きく育って交配種も誕生しました。

クリスマスローズの古い葉は花が咲く前に切り捨てる方が多いようです。
でもこの庭では昨年出た大きな葉も緑色のうちは切りません。
若葉が育つまで保存すれば雑草が生えるのも防げます。
ただし黄色くなったり、黒くなったりしたものは切り捨てます。

中央の枯れたものはシモバシラの昨年の茎です。
今年は暖冬でしたし、入院していましたから霜柱は貧弱なものを1回見ただけです。
ところがいつの間にかシモバシラもクリスマスローズに囲まれていました。

ここはアナベルやリュウキュウオウバイが被さって草取りもしにくいところ。
下草としてヒトツバを植えてみましたが、やはり寂しい。
試しに植えたクリスマスローズはピンクも白もよく育ちました。
クリスマスローズは優秀なグランドカバープランツと言えるでしょう。

日照時間の少ないテイカカズラのアーチの下でもよく育ちます。

タニウツギの根元ぎりぎりのところにも2世が続々生えています。
これは少し抜去しないとタニウツギが弱りそうです。

もっと驚いたのはシマトネリコの根元。
レンガの間から自生してこんなに花を咲かせています。

純白でも中にドットがあっても上から見るときはわかりません。

八重の花も咲き始めは一重か八重か分かりにくい。
クリスマスローズの花は手でひっくり返さないと見えないのです。
今年は特にしゃがめない身、でも上から見て歩けるだけでも幸せです。

白っぽく見える花にも純白、ドットのある白、クリーム色などいろいろあります。
これはロウバイの下にある緑色がかった柔らかいクリーム色の花。

この黄色の八重の花はまだ購入して2年目ですが、さすがに人目を引きます。
クリスマスローズも一時のブームが去ったようですし、メリクロン(栄養繁殖)法による繁殖も進んで以前より求めやすくなりました。

蕾が膨らんだシダレザクラの下ではバイモとクリスマスローズの競演が見頃です。

後ろの紫紅色のクリスマスローズには次々と2世が誕生していますが、9年前初めて買った八重の花(クリーム色)には未だに2世は誕生しません。

残念ながら今後はしゃがみ込んで作業することはできないようです。
元気な頃は休日の朝から夕暮れまで、まるで地球の一部に触れているかのように這いつくばって草取りもしたものです。
これからは草取りを減らすためにもグランドカバープランツが必要です。
クリスマスローズは病虫害も少なく、花期も長いため、この庭には最適のグランドカバープランツかと考えています。
備忘録:クリスマスローズに関する過去の記事
1)2009. 2.26. クリスマスローズ バラーディアエ
2)2009. 3. 6. クリスマスローズ ガーデンハイブリッド
3)2009. 3. 9. クリスマスローズ ガーデンハイブリッド ダブル
4)2009. 3.11. クリスマスローズ ニゲル
5)2009. 3.15. 原種形クリスマスローズ
6)2012. 3.28. クリスマスローズの自然交配
7)2012. 4. 6. クリスマスローズの蜜腺
今年もクリスマスローズがたくさん咲きました。
クリスマスローズは2月から4月までの夕菅の庭の主役です。
退院後まず目に入ったのはプロペラの下の「スノーホワイト」。
オリエンタリスとニゲルとの交配種です(3月1日撮影)。

ここは日向の庭ですが、クリスマスローズもよく育ちます。
3月28日、周りにラッパスイセンが咲き誇り、スノーホワイト(中央)は帯緑色に変身。

最初にクリスマスローズを植えた前庭は午前中やや日陰。
白・ピンク・紫紅色の花が咲き乱れています。
秋にビオラや一重のストックなど、クリスマスローズの色に近い花を手前に植えると11月から5月まで保てます。

南の庭ではセアノサス・コバノズイナ・ノリウツギなどの株元に植えてあります。
かなり直射日光が当たりますが生育良好です。

8年前にセアノサスの根元に植えた赤い八重の株は大きく育って交配種も誕生しました。

クリスマスローズの古い葉は花が咲く前に切り捨てる方が多いようです。
でもこの庭では昨年出た大きな葉も緑色のうちは切りません。
若葉が育つまで保存すれば雑草が生えるのも防げます。
ただし黄色くなったり、黒くなったりしたものは切り捨てます。

中央の枯れたものはシモバシラの昨年の茎です。
今年は暖冬でしたし、入院していましたから霜柱は貧弱なものを1回見ただけです。
ところがいつの間にかシモバシラもクリスマスローズに囲まれていました。

ここはアナベルやリュウキュウオウバイが被さって草取りもしにくいところ。
下草としてヒトツバを植えてみましたが、やはり寂しい。
試しに植えたクリスマスローズはピンクも白もよく育ちました。
クリスマスローズは優秀なグランドカバープランツと言えるでしょう。

日照時間の少ないテイカカズラのアーチの下でもよく育ちます。

タニウツギの根元ぎりぎりのところにも2世が続々生えています。
これは少し抜去しないとタニウツギが弱りそうです。

もっと驚いたのはシマトネリコの根元。
レンガの間から自生してこんなに花を咲かせています。

純白でも中にドットがあっても上から見るときはわかりません。

八重の花も咲き始めは一重か八重か分かりにくい。
クリスマスローズの花は手でひっくり返さないと見えないのです。
今年は特にしゃがめない身、でも上から見て歩けるだけでも幸せです。

白っぽく見える花にも純白、ドットのある白、クリーム色などいろいろあります。
これはロウバイの下にある緑色がかった柔らかいクリーム色の花。

この黄色の八重の花はまだ購入して2年目ですが、さすがに人目を引きます。
クリスマスローズも一時のブームが去ったようですし、メリクロン(栄養繁殖)法による繁殖も進んで以前より求めやすくなりました。

蕾が膨らんだシダレザクラの下ではバイモとクリスマスローズの競演が見頃です。

後ろの紫紅色のクリスマスローズには次々と2世が誕生していますが、9年前初めて買った八重の花(クリーム色)には未だに2世は誕生しません。

残念ながら今後はしゃがみ込んで作業することはできないようです。
元気な頃は休日の朝から夕暮れまで、まるで地球の一部に触れているかのように這いつくばって草取りもしたものです。
これからは草取りを減らすためにもグランドカバープランツが必要です。
クリスマスローズは病虫害も少なく、花期も長いため、この庭には最適のグランドカバープランツかと考えています。
備忘録:クリスマスローズに関する過去の記事
1)2009. 2.26. クリスマスローズ バラーディアエ
2)2009. 3. 6. クリスマスローズ ガーデンハイブリッド
3)2009. 3. 9. クリスマスローズ ガーデンハイブリッド ダブル
4)2009. 3.11. クリスマスローズ ニゲル
5)2009. 3.15. 原種形クリスマスローズ
6)2012. 3.28. クリスマスローズの自然交配
7)2012. 4. 6. クリスマスローズの蜜腺
この記事へのコメント
レンガの隙間からも出て、まるで雑草のような強さにも驚きましたよ。
クリスマスローズの認識を変えるようなショッキングな一枚でした(笑)
8年、9年とありますが、その間に株分けや植え替えをなさったのでしょうか?
バイモが広がって、クリスマスローズともマッチして、いい雰囲気ですね。
40株くらいまでは数えましたが、その後、有茎性クリスマスローズは絶滅、オリエンタリス系の2世が勝手に増え始め、数えられなくなりました。
株分けはしていませんが、混んだところの植え替えはたまにしてもらっています。
バイモも意外によく合うでしょう?
グランドカバーの役目もしてなんてえらいのかと見直しました。
きれいで丈夫で役に立つ これは植えておけば先々まで助かりますね
クリスマスローズにあふれた見事なお庭を見ていると幸せになれそう♪
カラフル 形も豊富 いいこといっぱいのクリスマスローズなんですね
いっぱい見てあげて元気になられますように!
クリスマスローズも増えて困るほど強いものから、年々小さくなっていってしまう華奢なものまでいろいろです。
でも庭に植えた株を歩いて見るときは中の模様は見えませんから、萼片後面の色の方が大切かと思います。
「この子、どんな顔してた?」って見たくなると......今年はマジックハンドでそーっと上向けています(笑)。
八重の品種があるとは知りませんでした。通常のクリスマスローズは萼片が目立ちますが、八重は花弁が発達したものでしょうか。雄蕊とか雌蕊とかが花弁に変化しているのでしょうか。科学的にもおもしろそうですね。
一重のクリスマスローズの花弁は萼が発達したもので、本来の花弁は退化して蜜腺になったといわれています。
八重のクリスマスローズはその蜜腺が萼に変化したものだそうです。
そのため雄しべや雌しべが落ちても八重の花弁は残っています。
説明不足ですみません。
クリスマスローズとのお付き合いも10年を超えました。
意外にもバイモやツバキともマッチします。
無理のない姿勢とお助けグッズで又いっぱいのお花の写真をお願いします。楽しみにしています。
花畑の真ん中のクリスマスローズ、10年も花が咲かないのなら植え替えを考えて良さそうです。
花の写真を撮るときは無意識に背骨を曲げていたのですね。
それができなくなって初めて気づきました。
以前からときどきお邪魔していましたがコメントは初めてだと思います。
わが家もクリスマスローズが気に入ってくれたのか
、最初は198円の苗3株から葉地寝て頂き物や、
こぼれ種でずいぶん増えました。
樹木の下草として、お手入れもほとんどなしでいいものですね。
お庭の植栽参考に拝見させていただいてますよ。
どちらのお住まいかな・雪も降る場所のようなので
わが家に似た環境かな。
山村の一人庭遊びというタイトルで花ブログ書いています。
やはり植物が大好きでいらっしゃるのですね。
こちらは愛知県の北端、木曽川を越えると岐阜県です。
クリスマスローズは下草としても本当に重宝な植物ですね。
貴ブログも早速お訪ねさせて頂きます。
これからもどうぞよろしくお願いします。
こちらは三重県の最北端。岐阜との県境、
木曽三川公園まで30分ちょっとです。関ヶ原までは30分です。
旧友に出会えたような気がします。
今後ともよろしくお願いいたします。
こちらは木曽三川公園の最上部、138タワーパークの近くです。
気候が似てますから、植栽の参考になりますね。
暖かい所の方のブログを見ると予習している気分ですが、酷暑と伊吹おろしとを共有するお庭ならより楽しみです。